PTAを退会したくなったときに読んでみるブログ

PTA退会届提出までの道のりと、その後。

PTA退会届は、誰にどうやって提出すればいいの?

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PTAは強制労働ではない。やりたい人がやるだけ、ボランティア活動と変わらない。そんな思いを込めて、PTAにPTA退会届を提出しました。

今回は、PTA退会届を作ってみたものの、いったい誰にどうやって渡せばいいのか、迷ったお話をしたいと思います。

PTAに退会届を出そうか迷っている方へ。私の場合はこんな感じでした。 

尚、PTA退会届の書き方はこちらで書いています

 

PTA退会届は、誰に提出する?

PTA退会届も無事に作り終わり、さぁこれで後は提出するだけ!! という段階で、私の中にある疑問が浮かびました。PTA退会届は、いったい誰に提出すればいいのだろう……? とりあえず、ぱっと思い浮かんだのは、PTA会長、校長先生、教頭先生の3人です。

ここは正攻法で、PTA会長でしょうか。でも、学校の中で一番偉い人といえば、校長先生です。またここで疑問が生まれます。確か、うちのPTA会員名簿の中には、校長先生の名前はありません。その代わりに、教頭先生がPTA副会長として、名簿に載っています。

ということは、やはりここは教頭先生でしょうか。校長先生はPTA会員じゃないのに、PTA退会届をもらっても困りますよね。でも、PTA会長を差し置いて、PTA副会長である教頭先生にPTA退会届を提出するのは、なんかおかしくないでしょうか。

頭の中は大混乱です。自分でもよくわからない変なループに入ってしまって、一時間くらい悩みに悩んでしまいました。悩みすぎてしまい、PTA規約とか、無駄に超読んでしまいました。もちろん退会届に関する記述なんて、これっぽっちもありませんでした。私の知りたい情報は一切書かれていない、それがPTA規約です。 

一旦頭を冷やして考えて見ましたが、PTA会長に提出するのが一般的な感じがします。よく考えてみれば、PTA退会届には無意識的にPTA会長の名前を書きました。 心配性な方は、PTA会長と校長先生の両方に提出するのも、良いかもしれません。というわけでファイナルアンサーは 

  1. PTA会長に提出する
  2. PTA会長と校長先生の両方に提出する

という感じでどうでしょうか。

私の場合なんですが、とりあえずPTA会長にのみ提出してみることにしました。そして、退会届提出後のPTA会長の出方によっては、校長先生にも退会届を出そうかな、と考えていました。

結果的には、校長先生にはPTA退会届を出すことはなく、この一件は終わりました。 

PTA退会届は、どうやって提出する?

次に浮かんだ疑問は、PTA退会届の提出方法です。

PTA規約には、退会についての記述が一切ないことは、さっきの一件で十分わかったので、とりあえずネットで調べてみると、

  1. 子どもから担任の先生を経由して、PTA会長へ渡してもらう
  2. 学校の住所宛てに、普通郵便または書留で郵送する
  3. 学校の住所宛てに、内容証明で郵送する

の3つに絞られる感じでした。 

子どもから担任の先生を経由して、PTA会長へ渡してもらう

この方法が一番お手軽だと思います。私もこの方法でPTA退会届を提出しました。たいした説明もいらないと思いますが、一応参考までに……。

いきなりPTA退会届を出されても、担任の先生も困惑するかと思ったので、PTA退会届を茶封筒に入れて封をし、連絡帳には茶封筒にPTA退会届が入ってある旨と、茶封筒ごとPTA会長へ渡してほしい旨を書きました。茶封筒にはもちろん、PTA会長の名前と、裏には自分の名前を書きました。

連絡帳には何も書かずに、茶封筒だけ担任の先生に渡すのもアリかとは思いますが、子どもから先生にちゃんと渡るかが心配な場合は、連絡帳を書いておくと、先生から「承知しました」等のお返事を頂けるので、安心かと思います。 

学校の住所宛てに、普通郵便または書留で郵送する

この方法も、郵便料はかかりますが、そこそこお手軽だと思います。切手を貼ってポストに入れるか、担任の先生に直接手渡しするかの違いですね。担任の先生にPTA退会届を渡すのが気まずい方は、郵送の方が気が楽かもしれません。

また、退会届がきちんと届くかが心配な場合は、少し高くなりますが、普通郵便ではなく書留がおすすめです。 

学校の住所宛てに、内容証明で郵送する

この方法が一番面倒です。この方法を用いるのならば、どうしてもPTA退会届を受け取ってもらえない、などの最終手段にした方がいいと思います。 

まず聞き慣れないのが、内容証明という言葉です。以下、日本郵便のHPから引用させて頂きます。

内容証明とは、いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって日本郵便が証明する制度です。

引用:日本郵便

これだけ読むと、この有無を言わせない感じが、PTA退会届を出すのにもってこい!!な気がします。ですが、内容証明の取り扱いには細かな規定があるようなのです。詳しく知りたい方は、こちらから日本郵便の「内容証明ご利用の条件等」のHPへ飛べます。

HPを読むとわかりますが、これはちょっと、素人にはかなりハードルが高いです。弁護士や司法書士でない一般の方は、内容証明でPTA退会届を送るのは、どうしてものときの最終手段に取っておいた方が無難かと思います。 

最後に

今回は、PTA退会届の提出方法について書かせて頂きました。ここに書いたことは一例ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。

PTA退会届の書き方はこちらで書いています