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大変なPTA役員、簡単なPTA役員はどれ? 【PTAランキング】

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皆さんは、PTA役員にはどんな役割があって、日々どんな仕事をしているか知っていますか?? 大変だ、面倒だ、と噂には聞くけれど、その実態を知らない人は多いのではないでしょうか。

学校によって多少の違いはあるかと思いますが、PTA役員は本部役員と呼ばれることもあり、その種類は以下の6つほどになります。

  1. PTA会長
  2. PTA副会長
  3. 書記
  4. 会計
  5. 会計監査
  6. 庶務(総務) 

そこで今回は、上に挙げたPTA役員の中から、おススメなPTA役員にランク付けをして、大変なPTA役員と、簡単なPTA役員でそれぞれ分析していきたいと思います上から簡単→大変の順にランキングしていきますので、どうぞお付き合いください。

PTA役員おススメ度、MAX!!(★★★★★★) 庶務(総務)

今回私が、一番簡単で楽ちんなPTA役員に選んだのは、庶務(総務)です。 

庶務は総務とも呼ばれることもあり、その仕事内容のほとんどが雑務・雑用で、専門的な知識を必要としません。

例えばその仕事内容は、PTAのお知らせの印刷、役員会のお茶出しなどです。そしてときには、手の足りないところへお手伝いに入ることもあります。会社にも総務部ってありますよね。その総務部を想像していただけると、何となくわかるのではないかと思います。 

また、庶務(総務)は、お手伝い的な存在なので、PTA役員の一つといえども、そこまで責任重大なポジションにはありません。どちらかというと、他のPTA役員や委員、会員のサポート的な存在なので、みんなの仕事がみんなのやりたいときにスムーズにできるように、日々活動すれば大丈夫かと思います。 

というわけで、仕事内容も難しくなくて責任感も少ない庶務(総務)を、今回は一番のおススメに選んでみました。 

PTA役員おススメ度、大!!(★★★★★☆) 会計監査

次のおススメ度2位に選んだのは、会計監査です。 

会計監査は、会計が適切に管理されているか、年に数回、帳簿を確認するのが仕事です。会社にもよくありますよね。なんかお金誤魔化してないかなぁ、って確認するアレです。 

決算書は会計監査による監査を受けてから、PTA総会で承認されます。流れとしては、中間期(9月までの会計のチェック)、決算期(3月までの会計チェック)を経て、次年度のPTA総会で会計監査報告をして終了です。 

監査で確認するポイントとしては、予算と実績が大きくかけはなれていないか帳簿と銀行通帳や現金残が一致しているか、です。

会計監査の仕事は、一見難しそうで、慣れていない人には少々敷居が高いかもしれませんが、初めて監査に携わる人がほとんどでしょうし、見るべきところを、不正がないかきちんと見ることができれば、大丈夫です。 

また、会計監査は他のPTA役員よりも、圧倒的に学校へ出向く回数が少ないのが特徴です。 そもそも、会計監査という立場から、他のPTA役員とあまり馴れ合ってはいけないのです。

学校にもよると思いますが、少なければ、中間期と決算期とPTA総会の決算報告の3回だけですむ場合もあります。

その点だけでいうならば、他のどのPTA役員よりも圧倒的に楽ちんです。ただし、会計監査という仕事の責任だけは忘れてはいけません。 

というわけで、学校へ出向く回数は圧倒的に少なくて、その点においては他のどの委員よりも楽ちんだけれど、仕事の責任だけは忘れてはならない会計監査を、おススメ度2位に選んでみました。 

PTA役員おススメ度、中(★★★★☆☆) 書記

さてここからは、おススメ度の中の紹介です。おススメ度の中の一つ目に選んだのは、書記です。
書記は、PTA総会や運営委員会、役員会の開催を通知したり、議事録を作成するのが仕事です。また、運営委員会だよりなどの作成も受け持ちます。PTA規約の管理・作成も書記の仕事です。

書記は様々な書類作成が仕事となり、多少のパソコン(ワードやエクセル)の知識が必要となってきます。
ですが、パソコンのスキルがいるとはいえ、ワードやエクセルで文字が打てれば全然何とかなるレベルなので、そんな意気込んで構える必要はないと思います。例えば、パソコンで年賀状の文字や写真を入れられるレベルのものあであれば全然大丈夫です。 

また書記は、学校にもよりますが、庶務(総務)を置いていない場合、庶務(総務)で紹介したような仕事を兼任することもあります。
書記の仕事はざっとこんな感じなので、PC(ワードやエクセル)で書類を書けるのならば、やってみてもいいかもしれません。 

PTA役員おススメ度、中(★★★☆☆☆) 会計

おススメ度の中の二つ目に選んだのは、会計です。 

会計の仕事は、PTA会費をはじめとするお金の出し入れや、会計帳簿の作成と領収書の保管、そして会計報告などの会計事務を行います。PTA会費の督促をすることもあります。また、備品や消耗品の管理・補充も会計の仕事です。 

このように会計は、お金に関すること全てがみんな会計の仕事となってくるので、特に帳簿や領収書の保管など、お金の細かい管理が苦手な人だと、大変で面倒だと思います。逆に、これらが苦にならない方なら、向いているといえるでしょう。 

学校によって異なると思いますが、銀行の振込や入出金を先生ではなく保護者がやっている学校の場合、仕事をもっている保護者の方ですと、結構大変です。キャッシュカードはなく、何でも通帳でのやり取りになるので、銀行のやっている平日にしか動けないからです。 

また会計も書記と同様に、庶務(総務)を置いていない学校の場合、庶務(総務)で紹介したような仕事を兼任することもあります。 

PTA役員おススメ度、低(★★☆☆☆☆) PTA副会長

さてここからは、おススメ度の低い役員の紹介です。もう残っているものも少ないので、答えはおのずとわかるかと思いますが、まずはおススメ度が低い中でもマシな方のPTA副会長の紹介です。 

PTA副会長の仕事は、何といってもPTA会長の補佐です。PTA会長が不在の時は、会長の代理も務めます。また、他のPTA委員との連携を取り持つのも副会長の仕事です。 

PTA副会長のメリットは、何といっても気が楽なところです。その責任の多くは、PTA会長が背負ってくれます。また、基本的にPTA副会長はPTA会長の補佐をしますから、会長からの「あれやって、これやって」のお願いを聞いていれば大丈夫です。

ただ、あまりにも指示待ちな状態ばかりだと、PTA会長もイライラするか、心労で倒れてしまうかもしれないので、適度に会長を気遣う必要があります。孤独なPTA会長の一番の理解者になるのが、PTA副会長の一番の仕事です。

また、副会長は通常2人以上が選ばれるので、その点から言っても気が楽でしょう。 

PTA役員おススメ度、ゼロ(☆☆☆☆☆☆) PTA会長

さて、最後になりました。おススメ度ゼロな、PTA会長の紹介です。今回、評価を(★☆☆☆☆☆)にはしないで、あえて(☆☆☆☆☆☆)のゼロにしました。

PTA会長は好きでやるなら別ですが、絶対におススメしません。もしPTA会長をやらされそうになったら、全力で回避した方が無難です。 

PTA会長は全役員・全会員の代表です。PTAの代表であるPTA会長は、PTA総会や運営委員会、役員会などを招集します。

ときにはPTAを代表して、地域の会議・会合にも出席します。また、PTA活動が円滑に運営されるように、PTAを代表して、地域の様々な委員会と連絡を取り合うこともあります。 

このように、PTAの代表であるPTA会長は責任重大で大変な役職ですが、ただ一つ、楽をする方法があります。それは、PTA副会長に仕事をお願いすることです

PTA副会長に振れる仕事は、なるべく副会長に振りましょう。PTA会長が副会長に仕事を振らないと、副会長は手持ち無沙汰になります。つまり、PTA副会長に仕事を振ることも、PTA会長の仕事の一つなのです。 

PTA会長は、はっきりいって大変です。ただただ、PTA会長の取り持つ責任が大き過ぎて、大変です。そういったやりがいのある役職が好きならば別ですが、私ならやりがいを感じる前に、大きすぎる責任に押しつぶされます。

そんな大変で大変で大変なPTA会長をやってくださっている方々には、いつも感謝しております。ありがとうございます。 

まとめ

今回は、大変で面倒なPTA役員をそれぞれランク付けして、徹底解剖してみました。それぞれのPTA役員がどんな仕事をして、どんなメリット・デメリットがあるのか、わかりましたでしょうか。もしも、何か一つでも参考になりましたら幸いです。

また、PTA委員については下記のページでランキングをしています。よろしければ合わせてご覧ください。

  1. 大変で面倒なPTA委員、BEST 3 !!
  2.  簡単で楽ちんなPTA委員、BEST 3 !!