PTAを退会したくなったときに読んでみるブログ

PTA退会届提出までの道のりと、その後。

PTAに退会届を提出【その④】結果、PTAやめるのをやめました。

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PTAは強制労働ではない。やりたい人がやるだけ、ボランティア活動と変わらない。そんな思いを込めて、PTAにPTA退会届を提出しました。

今回は、PTAに退会届を提出した際のPTA会長とのやり取りについて、お話をしたいと思います。長くなりますので、何回かに分けて連載させて頂きます。今回は最後となる、結果報告です。

  1. PTAに退会届を提出しました。①
  2. PTAに退会届を提出しました。②
  3. PTAに退会届を提出しました。③
  4. PTAに退会届を提出しました。結果報告 

PTAに退会届を出そうか迷っている方へ。私の場合はこんな感じでした。 

 

結論、PTAは退会しない

PTA会長へ質問の手紙を出してから、約一週間後、PTA会長から返事が返ってきました。そして、私の中の結論がはっきりと固まりました。PTAは退会しません。 

PTA会長からの返事はこうです。

お子様の卒業まで、PTA役員・委員をはじめとするPTA活動を免除することは可能です。お子様の卒業まで、その旨PTA内で引継ぎをさせて頂きます。また、できる範囲で構いませんので、PTAお手伝い係にご登録して頂けたらと思います。 

PTA会長からこの返事を頂くまでは半信半疑でしたが、子どもが小学校を卒業するまで、PTA役員・委員等を免除することはできるそうなのです。

これからは主にPTAのお手伝い係として、自分のやりたいときに、自分のやれる範囲でPTAに携わっていこうと思います。 

こうして私は晴れて、強制参加型PTA会員から、自由参加型PTA会員へとなったのでした。 

PTA退会届を提出してわかったこと

今回、PTA退会届を提出してわかったことは、事情を説明すれば、PTAは強制的に役員や委員を押し付けられるものではない、ということです。

PTAの規約やしおりには、どういう人がPTA活動を免除することができるのか、詳細に書いてあるかと思います。ですが、その規定に入っていなくても、事情を説明すればちゃんと免除対象者になれるようです。 

私がPTAのあり方について、常々考えていたことがあります。

それはこれまで、記事の冒頭でも毎回書いてきましたが、「PTAは強制労働ではないやりたい人がやるだけ、ボランティア活動と変わらない」ということです。

どうやらうちのPTAは、私が常々考えていたPTAのあり方と同じように、つまり、強制参加型PTAではなく、自由参加型PTAであるようなのです。 

ですが一つ残念なことに、うちのPTAが自由参加型PTAであるということは、PTAの規約やしおりには、大々的には公表されていません。自分で問い合わせをしないと、わからないのです。
PTA活動は個人の自由に免除することができるという事実を、私も今回PTA退会届を出してみて、はじめて知ることができました。

PTA会長から、PTAを退会しなくてもPTA役員・委員をはじめとする活動を免除する方法がある、と教えていただかなければ、この先ずっとその事実を知ることはありませんでした。 

PTA退会届を出す前に……

そこでまず、PTA退会届を出す前に、PTA会員でありながら、PTA役員・委員をはじめとするPTA活動を免除することは可能なのかどうか、PTA会長や校長先生に問い合わせるのがいいのではないかと思います。

その問い合わせの回答によって、PTAを退会すべきか否かを決めても、決して遅くはないと思います。 

私は今回、いきなりPTA会長に退会届を突き付けてしまいましたが、これからPTAに退会届を出そうか考えている方には、ぜひPTA会長や校長先生に、PTA役員・委員をはじめとするPTA活動を免除することは可能なのかどうか、自分のやりたいときに、自分のできる範囲で自由にPTA活動に参加することはできないのか、問い合わせてみて頂きたいと思います。

もしかしたら、思わぬ良い回答が得られるかもしれません。 

最後に

今回のPTA退会届提出劇は、私の予想を超え、大変気持ちよい終わりを迎えました。

「PTAは強制労働ではない。やりたい人がやるだけ、ボランティア活動と変わらない」という思いを理解してくださったPTA会長には感謝をしたいと思います。

これから私は、自分のやりたいときに、自分のやれる範囲でPTAに携わっていこうと思います。 

これを読んでくださった悩めるPTA会員の皆様に、よい結果が訪れますように。