PTAを退会したくなったときに読んでみるブログ

PTA退会届提出までの道のりと、その後。

なくなっても困らなそうなPTA委員は何? 【PTAランキング】

f:id:kashiwa_mi:20181129233224j:plain

皆さんはPTA委員にどれくらいの種類があるかご存知ですか? 

学級代表委員にはじまり、選考委員、広報委員、郊外委員、教養委員、イベント実行委員、ベルマーク委員、図書委員、卒業対策委員……と、実に多種多様です。これだけ多様にあるPTA委員ですから「これっていらなくない?」とか「これって無駄だよね?」とか、思うこともしばしばあるかと思います。

そこで今回は、なくなってほしいなぁ……という願いも込めて、なくなっても困らなそうなPTA委員をランク付けしていきたいと思います。

なくなっても困らなそうなPTA委員ランキング

それでは早速、ランキングを発表していきます。第7位から順に第1位までどうぞご覧ください。

第7位 イベント(夏祭りなど)実行委員

第7位には、イベント(夏祭りなど)実行委員を選んでみました。

イベント実行委員というのは、例えば夏祭りや餅つきなどの企画をPTAが主催してやる委員のことです。

このイベント実行委員を、今回の「なくなっても困らなそうなPTA委員」に入れるかは、実は最後まで悩みました。それは、なくなっても困らないと言えば、困らないでしょうが、子どもたちが少し残念がるかな、と思ったからです。

ですが、お祭りなんて近くの神社や商店街でだってやっていますし、別にわざわざ、PTAが主催しなくてもいいんじゃない?とも思います。PTAが主催してやるイベントって、大抵しょぼいし、地域のお祭りの方が盛り上がります。

そして、このイベント実行委員は、やりたい人がなかなか集まらないことが多い委員でもあります。だったら、なくしてしまっても大丈夫じゃない?と思うのです。

第6位 校外(地区)委員

第6位には、校外(地区)委員を選んでみました。

校外委員は地区委員という言い方もします。つまりは、 学区内のパトロールや見守りが主な仕事です。登校班の名簿作成や、「子ども110番の家」とかもやったりします。

この郊外委員、あれば、子どもたちの見守り等で活躍しそうなものですが、私的にはなくても、そこまで困らない気がします。なぜなら、見守りは地域パトロールカーが走っていますし、登校班の名簿作成は学校の仕事のような気もしますし(そもそもうちの学校には登校班なんてないし)、「子ども110番の家」はボランティア活動の一つなので、やりたければ自分で自治体や最寄りの警察署に行けばいいですし……。

特に、たまに、各学年の保護者全体が集まって見守りパトロールをやるのですが、残念ながら保護者のおしゃべり会の場となってしまっていて、全然パトロールになっていません

第5位 卒業対策委員(卒対委員)

第5位には、卒業対策委員(卒対委員)を選んでみました。

卒業対策委員の仕事は文字通り、卒業に関すること、つまり卒業アルバムや記念品の購入、謝恩会や卒業祝賀会の準備などです。

卒業アルバムや記念品、謝恩会や卒業祝賀会……ないと困りますかね? 卒業アルバムは作っても、心ない保護者がその手の業者に売ってしまうのが問題ですし、謝恩会や卒業祝賀会はやらなくてもそんなに困らない気がします。

コサージュや卒業証書を入れる筒等の記念品くらいはあってもいいかもしれません。でもそれくらいなら、学校で一括購入して後日保護者に代金を請求、という形でもいいような気がします。特に、卒業記念品は、PTA会員とPTA非会員の間で問題になることがあるので、いっそのこと、学校で一括購入してくださった方が大変ありがたいです。

第4位 図書委員

第4位には、図書委員を選んでみました。 

図書委員の主な仕事はずばり、子どもたちに読ませたい本の選定です。

これは、学校司書の先生がいるなら、ぜひ学校司書の先生にお願いしたいお仕事です。本の選定という仕事は、本来、素人である我々よりも、プロである学校司書の先生にお任せするのが、安心です。というわけで、なくなっても困らないPTA委員の一つといえると思います。

ですが、学校司書の先生が常駐していない小学校もあるでしょうから、そういった場合は、子どもたちのためにも、我々PTAが人肌脱ぐ必要があるかもしれません。

第3位 教養(成人、文化)委員

第3位には、教養(成人、文化)委員を選んでみました。

教養委員は成人委員や文化委員ともいって、PTA会員の学びの場として、子育ての問題や教育上の課題について、講演会や研修会を開いたりする委員のことです。

区や市の広報誌やホームページを見ると、子育てや教育について学べる講演会はわりとあるものです。つまり、別にわざわざPTAでも、同じような講演会や研修会をやる必要はないんじゃないかと思うのです。意識高い系の保護者ならば、区や市の広報誌やホームページくらいチェックしています。

しかもやっかいなことに、PTAが主催してやる場合、人数が集まらないと、サクラを動員します。そこまでして、なぜ必要なの?と疑問です。 サクラを動員するくらいならば、そんな講演はやらなくていいと思いますし、そもそも教養委員なんてなくしてしまっていいのでは?と思います。

第2位 広報委員

第2位には、広報委員を選んでみました。

広報委員は説明する必要がないと思いますが、PTA広報誌の作成が主な仕事です。

PTA広報誌って、あればとりあえず見るけど、なければないで困らないと思うんです。よく広報誌に載っているような学校の様子とかは、学校が作成しているお便りで十分わかりますし、わざわざPTAが作成しなくてもいいような気がします

ただ、PTA広報誌コンクールに力を入れているPTAだと、広報委員がないと困るのかもしれません。そもそも、子どもたちのためのPTAが、広報誌コンクールに力を入れてどうするの?という気もしますが。力を入れるべきところはそこ?って感じです。

しかも、この広報委員は、いつも最後までなり手の決まらない委員でも有名です。だったら無理矢理に広報委員なんて選出しないで、いっそのこと、なくしてしまえば?と思います。

第1位 ベルマーク委員

第1位には、ベルマーク委員を選んでみました。

ベルマーク委員も広報委員と同様、説明することもないかと思いますが、その仕事内容はベルマークの収集・集計・送付です。

ベルマーク委員は、作業自体は単純明快で何も難しいことはないですし、他のどの委員よりも簡単な仕事しかないので、どれか一つPTA委員を選ばなければならないのならば、ベルマーク委員一択です。

ですが、なくなっても困らなそうなPTA委員を一つ選ぶとしても、ベルマーク委員を大推薦します。その理由は、皆さんご存知かと思いますが、費用対効果の低さです。しかも、うちのPTAの場合、ここ数年はたいしたものと交換できないので、ポイントを貯め続けています。ここ数年は、PTAでベルマークを数時間ちまちまちまちま数えても、何ももらっていないのです。なんだか、虚しいです。

仕事内容が簡単なので、なり手の多いベルマーク委員ですが、仕事を終えた後のこの虚しさは、絶対に「なくなっても困らないPTA委員」第1位を物語っていると思います。

番外編 なくせないPTA委員

番外編として、今回「なくなっても困らなそうなPTA委員」に挙がらなかった委員を2つピックアップしてみました。この2つの委員は、「なくなっても困らなそうなPTA委員」ではありませんが、大変で面倒なので、なくなったらいいけど、「なくせないPTA委員」です。

学級代表委員(学代委員)

学代委員の仕事は、わりと学校ごとに違ったりするので何ともいえないのですが、在籍クラスの代表的な存在であることは確かです。つまりは、先生と保護者の橋渡し役といえます。

その仕事内容からもわかるように、学級代表委員がいないと先生と保護者の距離が遠くなってしまい、クラス内で、いじめや学級崩壊などの問題が生じたときに、特に困る事態となってしまいます

選考委員 

選考委員の主な仕事は、次年度のPTA役員になってくれる人を探して、役員をお願いすることにあります。つまり選考委員がいないと、PTA役員を決める人がいなくなってしまうのです。

PTA役員はPTAの代表です。PTA役員は、さすがにいないと困ります。困るというか、PTA役員がいないということは、すなわちPTA自体がないのと同じです。ですから、PTA役員を決めることが仕事である選考委員は、簡単にはなくすことができないのです。

まとめ

今回は、なくなってほしいなぁ……という願いも込めて、なくなっても困らなそうなPTA委員をランク付けしてみました。来年度、どれか一つでも、なくなっていたらいいなぁ……と思う今日この頃です。