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PTA退会届提出までの道のりと、その後。

PTAを廃止しても困らない理由と、PTAを廃止すると困る理由

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PTAって、別になくても困らないなぁって思うことは、ありませんか? PTAってなんだか、無駄に思えたり、やる意味がよくわからないものが、多いんですよね。 

そこで今回は、私の考える、PTAを廃止しても困らない理由と、PTAを廃止すると困る理由について、書いてみました。

 

困らない理由① 別に、わざわざ、PTAである必要がない活動ばかりだから

私の個人的な意見なのですが、PTAの活動って、別にわざわざ、PTAがやらなくてはいけない活動ばかりではないと思うんです。つまり、別にわざわざ、あえてPTAがやらなくてもいいんじゃない?という活動が多いというか、なんというか。以下に、それぞれ例に挙げてみました。 

例えば、イベント(夏祭りなど)実行委員

イベント実行委員というのは、例えば夏祭りなどの企画をPTAが主催してやる委員のことです。

ここで私が思うことは、お祭りなんて近くの神社や商店街でだってやってるし、別にわざわざ、PTAが主催しなくてもいいんじゃない?ってことです。PTAが主催してやるイベントって、大抵しょぼいし、地域のお祭りの方が盛り上がります。地域のお祭りのお手伝いならまだしも、わざわざあえて、PTAでやる必要性がわからないのです。 

例えば、教養(成人、文化)委員

教養委員は成人委員や文化委員ともいって、PTA会員の学びの場として、子育ての問題や教育上の課題について、講演会や研修会を開いたりする委員のことです。

区や市の広報誌やホームページを見ると、子育てや教育について学べる講演会はわりとあるものです。つまり、イベント実行委員と同様に、別にわざわざPTAでも、同じような講演会や研修会をやる必要はないんじゃないかと思うのです。しかも、PTAが主催してやる場合、人数が集まらないと、サクラを動員します。そこまでして、なぜ必要なの?と疑問です。 

例えば、校外(地区)委員

校外委員は地区委員という言い方もします。つまりは、 学区内のパトロールや見守りが主な仕事です。登校班の名簿作成や、「子ども110番の家」とかもやったりします。

パトロールや見守りは地域パトロールカーが走っているし、登校班の名簿作成は学校の仕事のような気もするし(そもそもうちの学校には登校班なんてないし)、「子ども110番の家」はボランティア活動の一つなので、やりたければ自分で自治体や最寄りの警察署に行けばいいし、なぜわざわざPTAが?という気がします。 

例えば、広報委員

広報委員は説明する必要がないと思いますが、PTA広報誌の作成が主な仕事です。

PTA広報誌って、あればとりあえず見るけど、なければないで困らないと思うんです。よく広報誌に載っているような学校の様子とかは、学校が作成しているお便りで十分わかりますし、わざわざPTAが作成しなくてもいいような気がします。ただ、PTA広報誌コンクールに力を入れているPTAだと、広報委員がないと困るのかもしれません。そもそも、広報誌コンクールに力を入れるPTAってどうなの?という気もしますが。力を入れるべきところはそこ?って感じです。 

困らない理由② 本当にPTAが必要なときは、その都度、お手伝いを募集すればいいから

学校側としては、PTAがいなくては困る場合もあるでしょう。でも、本当の本当にPTAの助けが必要ならば 、そのときはお手伝いしますよ。でもそれは、わざわざPTAでなくて、一保護者として、その都度お手伝いしますよ、という意味です。

いつもいつも、毎回毎回、当たり前のようにタダ働き要員として、PTAを頼られても困りますが、それが本当に「子どもたちのため」で、「学校そのもののため」でないのならば、一保護者としてその都度お手伝いします。別に、本当に「子どもたちのため」ならば、その都度お手伝いの募集をしても、ちゃんと必要な人数が集まると思うんです。 

困る理由① 保護者の代表がいなくなる

例えば「変な教師」がいたときなど、もしも何かあったときに、保護者同士が結託して問題を解決できるのが、PTAの利点であると思います。もしも何かあったときには、保護者それぞれのまとめ役として、その代表が必要なのです。

保護者の代表は、別にPTAである必要はないとは思いますが、結局はPTAに類する団体である必要があります。もしも何かあったときには、教育委員会など、出るところに訴え出ることもあるでしょう。そんなとき、結局はPTAが一番に便利な団体であるといえます。PTA会長ならば、教育委員会や議員など、直接顔が利くこともあるかもしれないからです。 

困る理由② 学校がPTA会費を当てにし過ぎている場合

学校がPTA会費を当てにし過ぎている場合も、PTAが廃止となると困るでしょう。最もこの場合、困るのは学校です。ですが、学校が困るということは、その学校に通う子どもたちも困るということです。

そういった学校には、毎回毎回PTA会費を当てにするのではなく、無駄なものを削減して、あてがわれた予算内で何とかする努力をお願いしたいです。予算が足りないときはPTAにお願いすればいいや、的な考えは困りものです。 

まとめ

今回は、PTAを廃止しても困らない理由と、PTAを廃止すると困る理由について考えてみました。少しでも有意義なPTA活動となるヒントになれば、幸いです。