PTAは強制労働ではない。やりたい人がやるだけ、ボランティア活動と変わらない。そんな思いを込めて、PTAにPTA退会届を提出しました。
今回は簡単に、PTAの退会理由について述べていきたいと思います。
PTAに退会届を出そうか迷っている方へ。私の場合はこんな感じでした。
なぜPTAを退会しようと思ったのか
PTA退会を考えている人はわりといると思います。ではなぜPTAを退会したいのでしょうか。
これだけブログで騒いでいるくせに、私の場合、介護やら仕事やら病気やらといった理由は全くなく、実はたいした理由はないので本当に恐縮なのですが、せっかく?なので少しだけ述べたいと思います。本当にたいした理由ではありません……すみません。
その① PTAなんか嫌い、面倒くさい
PTAなんか嫌い、面倒くさいっていう人多いんじゃないでしょうか。かくいう私も、その一人です。
PTAに時間を費やすくらいなら、自分や自分の子ども・夫に時間を費やした方が100倍いいです。
PTAをやりたい方は思う存分やってくださって結構です。いつもPTAの活動には感謝しています。
でも、私はやりたくないんです。あなたはPTA活動が好きでも、私は嫌いです。面倒くさいです。PTAを強制するのはやめてほしいです。
PTAがいないと小学校の運営はままならないのでしょうか???
それなら、事務員や先生方のできる範囲で運営してくださって一向に構いません。夏祭りや、餅つきなど、PTAがいないとできない行事は、全てやめてしまってもいいと思います。できないのなら、仕方がないですよね。
子どもたちだってちゃんと話せばわかると思うのです。というか、私が子どもの頃は、夏祭りや餅つきはなかったですし、なくても問題はないと思うのです。
何なら、できる範囲で、子どもたちにも手伝わせたらいいんじゃないでしょうか。夏祭りの出店は無理かもしれませんが、やぐらなしで夏祭りの盆踊りだけやるとか、花壇の手入れなんか、PTAや事務員、教員でなくても、子どもたちにだってできるのではないでしょうか。
「その段取りは誰がやるの?」 という声が聞こえてきそうですが、先生じゃ駄目ですかね。だったらやっぱり、なーんにもやらなくていいんじゃないでしょうか? 誰もできないし、やりたくないのならば、やっぱり行事なんて廃止でいいですよ。
その② PTAへの不信感
退会理由が、その①の「PTAなんか嫌い、面倒くさい」だけでは大人として微妙ですね……。
というわけで、退会理由その②。PTAへの不信感です。
そもそも退会以前の問題として、私はPTAに加入届を提出していません。なのになぜ退会届を出さないと、退会できないのでしょうか。
昨今、PTAへの自動加入が問題となっていますが、うちの小学校も例にもれず、自動加入です。加入届を出してもいないのに、勝手にPTA会員にされてしまう。PTAにはいろいろと不信感がありますが、何よりもそれが一番の不信感です。
PTAには何と言って退会届を提出したのか
ここまで、なぜPTAを退会しようと思ったのか、について長々と書いてきましたが、私はPTAに何と言って退会届を提出したのでしょう。ブログには、PTAは嫌いだの、面倒くさいだの、不信感ありありだの、と書いていますが、まさか退会届にまでそんなことは書いていません。
理由はいたってシンプルです。会社等を辞めるときにもよく使う、あれです。 答えは「一身上の都合により」です。とても便利な言葉ですね。 PTAにあれやこれや言いたい人は別ですが、言いたくない人は、「一身上の都合により」で十分だと思います。
なんともふわっとした日本語ですが、会社を辞めるのだって、このひとことで済んでしまうのですから、たかがPTAを辞めるのに、いちいち細かな理由を述べる必要はないと思います。
PTAを退会したいものの、退会理由を言いたくない人は、ひとまず「一身上の都合により」で退会届を出してみてはいかがでしょうか。
参考までに、うちのPTAは退会理由に「一身上の都合により」と書いたところ、特に何も突っ込まれずに通りました。
最後に
PTA退会を考えている人の多くは、少なからずPTAに悩みを抱えている方がほとんどです。PTA役員をはじめとするPTA会員の方々は、もしPTAをやめたいと申し出る会員がいましたら、退会理由を深く追及するのはやめて頂ければと思います。深く追及しないことで、お互いに歩み寄れる何かがあるかもしれません。