私はPTAが好きではありません。はっきりいって、嫌いです。
PTAのどこが嫌いなのかというと、やりたくもない活動を強制してくるところです。もしも、PTAがもっと自由に、自分のやりたい活動だけをやらせてくれる団体であったなら、こんなにもPTAを嫌いにならなかったかもしれません。
そこで今回は、どんなPTAだったらPTAを好きになれるのか、どんなPTAだったら楽しく活動できるのか、私の考えるホワイトPTAについて書いてみることにしました。
- その① 自由に入退会できるPTA
- その② やりたくもない活動を強制しないPTA
- その③ 本当に「子どものため」になる活動しかやらないPTA
- その④ 時間を無駄にしないPTA
- その⑤ サクラをしなくていいPTA
- その⑥ くだらない悪口や噂話のない会議ができるPTA
- まとめ
その① 自由に入退会できるPTA
大前提として、自由に入退会ができるPTAでないと、話になりません。 やはり、やめたくなったらやめて、やりたくなったらやる。そういった、当たり前の自由が許されているPTAでないと、嫌です。
今の多くのPTAは、確かに自由に入退会ができるのかもしれませんが、自由に入退会ができることを公にしていません。つまり、加入届がなければ、退会届もありません。こんな当たり前にあるはずの書類を整備できないPTAなんて、嫌です。
その② やりたくもない活動を強制しないPTA
その①と少し似ていますが、やりたくもない活動を強制してくるPTAも、嫌です。つまり、自分のやりたいときに、自分のできる範囲で、自由に活動ができるPTAがいいです。
別に、PTAのすべての活動が嫌なわけではないんです。こっちの活動だったらできるのに、あっちの活動をやれって言われるのが、嫌なんです。
確かにPTAの活動には、人気のあるものと、人気のないものがあります。人気のあるものにばかり人数を割くわけにはいきません。それもわかります。
ですが、規定の人数が集まった活動は存続して、規定の人数が集まらなかった活動は、残念ですがその年は中止する。来年になって、とりあえずまた募集をしてみて、また集まらなかったら、以降は廃止する。というように、臨機応変にできないものなのでしょうか。
やりたくもない活動を強制をされるのは、本当に嫌です。
その③ 本当に「子どものため」になる活動しかやらないPTA
PTAの活動には、本当に「子どものため」になっているのか、疑問の残る活動があります。例えば、運動会の来賓接待やPTA競技などです。果たして、これらは本当に「子どものため」になっているのでしょうか。これらの一体どこが「子どものため」になっているのでしょうか。
PTAの本来の目的は「子どものために」です。その目的に大きく逸脱している活動には、私は賛同できませんし、やりたくありません。
その④ 時間を無駄にしないPTA
PTAはよく、時間を無駄に使いすぎると 言われています。
たかだかA4の紙数枚に書かれた文字を読み上げるだけの会議だとか、たいした備品が貰えるわけでもないベルマークをわざわざ学校に集まって長時間ちまちま切って貼る作業だとか、よく知らないエライ?人との懇親会だとか、挙げればきりがありません。
A4の紙はメールやラインに添付すればいいし、ベルマークはせめて家で時間の空いたときにやりたいし、懇親会は問答無用で不参加です。
時間は有限です。無限ではありません。少しはPTAのために時間を割いてもいいですが、たくさんは嫌です。それがくだらない活動ならば、尚更です。
その⑤ サクラをしなくていいPTA
とある講演会だったり、日帰り旅行だったり、人数が集まらないとPTAのサクラが動員されます。その②やその④と被りますが、時間の無駄です。サクラを強制しないでください。
聞いてみたい講演会だったり 、行ってみたい日帰り旅行ならば、喜んで参加するのですが、大抵の場合、サクラが動員されるものは、つまらないものがほとんどです。まぁ、つまらないからこそ人数が足りなくて、サクラを動員するのでしょうが、サクラはよくないですよ。サクラは。
その⑥ くだらない悪口や噂話のない会議ができるPTA
くだらない悪口や噂話が絶えないPTAは、嫌です。ここは、大奥ではありません。もう少し、有意義な会話を楽しみたいです。
女性という生き物は、総じて噂話が好きな生き物ですが、度を過ぎた噂話や、くだらない悪口は、ずっと聞いていると嫌な気持ちになります。嫌いなPTAが、さらに嫌いになります。
そしてもしも、それが会議の時間中であったのなら、本当に無駄です。会議中は全ての私語を慎め、とまでは言っていません。せめて、もっと何か楽しい話はありませんか、と言っているだけです。
まとめ
今回は、どんなPTAだったら好きになれるのか、どんなPTAだったら楽しく活動できるのか、私の考えるホワイトPTAについて書いてみました。こんなホワイトなPTAが広まってくれることを祈っています。