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PTA退会届提出までの道のりと、その後。

PTA競技の必要性と、PTA競技が要らないと思う4つの理由。運動会はPTAが大活躍!?

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秋ですね。運動会シーズンですね。

運動会といえば、PTAが大活躍!! 運動会の受付に始まり、テントの設営・片付け、不審者の警備、放置・駐輪自転車の注意、来賓客への接待、そして極め付きの、誰得PTA競技です。

運動会当日は主役の子どもたちはもちろん、先生方もいろいろお忙しいと思うので、PTAの方である程度のお手伝いをするのは一向に構わないのですが、

  1. 放置・駐輪自転車の注意
  2. 来賓客への接待
  3. 誰得のPTA競技

の3点は、何だか腑に落ちません。そこで今回は、誰得のPTA競技について考えてみたいと思います。

 

運動会にPTA競技は必要か、否か

いろいろな意見があると思いますが、あくまで私の個人的な考えを書いてみると、運動会にPTA競技は要りません。なぜなら、運動会は子どもたちが主役である、と私は思うからです。 

「誰得のPTA競技なの?」 と聞かれたら、本来主役であるはずの子ども得ではなく、大人得であると言わざるを得ません。子どもたちが主役の運動会に、大人がしゃしゃり出てきたら、おかしくないですか? 

運動会にPTA競技がある理由

どうして、子ども主役の運動会にPTA競技があるのでしょうか。PTA競技は、主に、保護者同士の親睦を深めることを目的に行われています。 

何も、子ども主役の運動会で、子どもそっちのけで、保護者同士の親睦を深めなくてもよいのでは、と思うのですが、普段行われる懇談会には来ない保護者も、運動会でしたら来たりするので、親睦を深めるのにいい機会になるのだそうです。 

でも、思うのですが、普段から懇談会に来ない保護者は、運動会には来ても、運動会のPTA競技には出ません。PTA競技は見ているだけで、終わります。親睦もへったくれもありません。 

運動会にPTA競技が要らないと思う4つ理由

私が運動会にPTA競技が要らないと思う理由は、4つあります。

  1. そもそも、運動会は子どもが主役である
  2. PTA競技をやる保護者が集まらない
  3. PTA競技をなくすと、その分、運動会を早く終わりにできる
  4. PTA競技をやらなくても、運動会には支障がない 

そもそも、運動会は子どもが主役である

一番最初にも述べましたが、やはり運動会の主役は、どう考えても子どもたちです。何も、主役の子どもたちをそっちのけで、わざわざやるようなものではないと思うのです。

自分の子どもでなくとも、運動会で頑張る子どもたちの姿には、自然と声援を送りたくなります。ですが、PTA競技には不思議と、子どもたちに送るのと同じような声援を、送る気にはなりません。

それはやはり、あくまでも主役は子どもたちであって、私たち保護者ではないからだと思います。 

PTA競技をやる保護者が集まらない

毎年のことになるのですが、PTA競技開始前になると、「PTA競技の参加人数が足りません。ご協力お願いします」のアナウンスが何度も何度も流れます。無駄です。本当に無駄です。何度も何度もアナウンスして、無理矢理やるくらいなら、PTA競技なんてやめてしまっていいと思います。 

PTA競技をなくすと、その分、運動会を早く終わりにできる

昨今、運動会の簡素化が騒がれており、午前中で終わりになる運動会もあるようですが、PTA競技は真っ先に仕分け対象となる事案だと思います。

何も午前中で運動会を終わりにしろ、と言っているわけではありませんが、PTA競技ななくなれば、その分早く終われるのだし、メリットの方が大きいと思います。 

PTA競技をやらなくても、運動会には支障がない

今回たまたまですが、午後から雨の予報があり、運動会を早めに終わらせるために、PTA競技が廃止されました。運動会のプログラム変更のお知らせという、たった一枚の紙切れで、今年の運動会はいともあっさりPTA競技が中止されたのです。

もちろん運動会当日に、PTA競技中止による混乱は、何一つありませんでした。PTA競技を中止しても、誰も、何も、困りませんでした。つまり、PTA競技はやらなくても何も問題は生じない、という実例が一つできたのでした。 

最後に

ここまで、PTA競技の必要性と、PTA競技が要らないと思う4つの理由について考えてきましたが、やはりPTA競技はなくても全然問題がないような気がします。

確かにPTA競技はやってみるとおもしろいし、盛り上がるし、私たち保護者は楽しいのかもしれません。しかし、子ども主役の運動会で、わざわざやることではないと、私は思います。